A footmark / Jul.03.2009
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2009年 07月 05日
梅雨の合間の単独釣行。
ここ数回の釣行でボクの釣りに対するモチベーションは、Max超状態。
同行させていただいた多くのFFMから良い刺激をたくさん受けたあとですから
ハイテンションのまま、数日を過ごしました。
雨による増水も治まりつつあるし・・・やはり、行かねばっ!
分けいつても 分けいつても 青い山
放浪の俳人、種田山頭火の一句。俳句とか風流とかにはまったく疎いボクですが
この句だけはなんとなく頭の片隅にこびりついて、何かの拍子にポロッと思い出す。
叙景的には、新緑から青緑に変わった今ぐらいの季節、山の深さ、青さを詠んだものにも
思えるが、山頭火がこの句を詠んだ時の彼自身の背景を解釈に含めると、ボクなんかには
とうてい読み取ることができない、もっともっと深い意味があるようだ。
そのあたりのことは置いておいて・・・ボクがこの句から感じる印象は、『ひとつのことを
追求することの奥深さ』につきる。まさに釣りをしているときにこそ、この句が自然と頭に
浮かんでくる。
ラインを思い通りに投げられないから、キャスティングの練習をし
フライを自然に流せないから、とことん色々な流れに向かって流し方を試してみる。
フライを見に来ても喰わないサカナに出逢ったら、フライパターンをアレコレ工夫し
ラインシステムやティペットのセッティングをも色々と試してみる。
そうしたところに、またまたキャスティングの問題発生・・・。
何処まで分け入ってもなかなか辿り着かない、まさに堂堂巡り。
まぁ、そういったところがこの釣りの醍醐味なのでしょうけれどね。
さてさて、肝心の梅雨の合間の本流釣行。ネットで確認した水位では良い感じに思えた
ものの、実際は水の色がまだまだ悪く、水を見ては右往左往した一日でした。大雨の影響で
流れそのものがずいぶん変わった場面にも遭遇しました。その都度、かすかな記憶の断片を
ほじくり返し、思いつくかぎりの手をうって、流れに挑戦することになりました。
これまでやってきたことの総ざらい。
その結果、お昼前になってようやくこの日の一尾目を手にすることが出来ました。
前週見えていたパターンが、まったくの不発。エリアや狙いどころ、フライパターンを
いろいろ修正して、なんとか辿り着いた本流ヤマメ。これまでに経験した釣りそのものが
今回の釣りに大いに寄与したことは、これまで歩いてきた道が間違っていなかったことの
証し。たしかなる足跡を振り返りつつの釣りとなりました。
きっとこれから先も堂々巡りを続けることになるのでしょうが、少しずつでも前に進んで
いきたいなぁと思った梅雨の一日。一歩一歩しっかり踏みしめて、たしかな足跡を
残していきたいと思います。次回もガンバリマス!!
ここ数回の釣行でボクの釣りに対するモチベーションは、Max超状態。
同行させていただいた多くのFFMから良い刺激をたくさん受けたあとですから
ハイテンションのまま、数日を過ごしました。
雨による増水も治まりつつあるし・・・やはり、行かねばっ!
分けいつても 分けいつても 青い山
放浪の俳人、種田山頭火の一句。俳句とか風流とかにはまったく疎いボクですが
この句だけはなんとなく頭の片隅にこびりついて、何かの拍子にポロッと思い出す。
叙景的には、新緑から青緑に変わった今ぐらいの季節、山の深さ、青さを詠んだものにも
思えるが、山頭火がこの句を詠んだ時の彼自身の背景を解釈に含めると、ボクなんかには
とうてい読み取ることができない、もっともっと深い意味があるようだ。
そのあたりのことは置いておいて・・・ボクがこの句から感じる印象は、『ひとつのことを
追求することの奥深さ』につきる。まさに釣りをしているときにこそ、この句が自然と頭に
浮かんでくる。
ラインを思い通りに投げられないから、キャスティングの練習をし
フライを自然に流せないから、とことん色々な流れに向かって流し方を試してみる。
フライを見に来ても喰わないサカナに出逢ったら、フライパターンをアレコレ工夫し
ラインシステムやティペットのセッティングをも色々と試してみる。
そうしたところに、またまたキャスティングの問題発生・・・。
何処まで分け入ってもなかなか辿り着かない、まさに堂堂巡り。
まぁ、そういったところがこの釣りの醍醐味なのでしょうけれどね。
さてさて、肝心の梅雨の合間の本流釣行。ネットで確認した水位では良い感じに思えた
ものの、実際は水の色がまだまだ悪く、水を見ては右往左往した一日でした。大雨の影響で
流れそのものがずいぶん変わった場面にも遭遇しました。その都度、かすかな記憶の断片を
ほじくり返し、思いつくかぎりの手をうって、流れに挑戦することになりました。
これまでやってきたことの総ざらい。
その結果、お昼前になってようやくこの日の一尾目を手にすることが出来ました。
前週見えていたパターンが、まったくの不発。エリアや狙いどころ、フライパターンを
いろいろ修正して、なんとか辿り着いた本流ヤマメ。これまでに経験した釣りそのものが
今回の釣りに大いに寄与したことは、これまで歩いてきた道が間違っていなかったことの
証し。たしかなる足跡を振り返りつつの釣りとなりました。
きっとこれから先も堂々巡りを続けることになるのでしょうが、少しずつでも前に進んで
いきたいなぁと思った梅雨の一日。一歩一歩しっかり踏みしめて、たしかな足跡を
残していきたいと思います。次回もガンバリマス!!
by ita-gon
| 2009-07-05 21:30
| # Fishing Report