Last chance ~7/21,22
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2007年 07月 23日
例年よりも永く感じた今年の梅雨。
その梅雨もようやく明けそうな気配が見えてきました。
盛夏に入る前の最後のチャンスをなんとかモノにするべく
久し振りの本流ヤマメにチャレンジです。
6月末に“お泊り”で出掛けるはずだった本流釣行。そのときは直前に降った
大雨により、泣く泣く断念したという経緯がありましたので、今回も猫の目のように
変わる週間天気予報にヤキモキしながら週末を待つこととなりました。前日の
天気予報によると、小雨ながらも幸いにして大きな増水は無い模様で、念願の
梅雨明け直前の本流に出陣できそうです。今回は愛知からlefty_haruさんも
来られるし、午後からはkouさんも合流されるという、僕たちにとってはまさに
スーパースペシャルな釣行。前夜は布団に入ってもワクワク、ドキドキで目が
冴えて、結局2時間ほどの睡眠で家を飛び出しました。
まだ暗いうちに街を駆け抜け、待ち合わせした川原に到着です。この時季の本流、
日中は大勢の鮎師で賑わいますので、鮎師が活躍する前に本流育ちのヤマメを
狙おうという作戦。ずっと下手の流れではすでにロッドを振っているharuさんの姿が
見えます。遠目に見ても、一目でharuさんだと分かる美しくて攻撃的なループ。
しばし見とれたあと、haruさんと合流します。お久し振りの挨拶もそこそこに、しばらくは
haruさんの釣りを拝見させていただくことにして、同じ流れに立ちます。良さそうな状況に
見えても、そこはムラッ気のある本流。反応が今ひとつ芳しくないので、鮎師が集まる前に
場所移動をすることにしました。
移動した場所の入渓点から少し下流にある実績の高いプールでもライズは無し。
しかも随分と埋まった様子で、流れ込み付近は相当浅くなったみたいです。せっかく
ここまで下ったんだし、行きがけの駄賃のつもりでプール上の瀬を打ってみると、
かなりのガンガン瀬の中からサカナが浮き上がりました。フライを喰う瞬間に強烈な
ドラグが掛かってあえなくサカナは沈。2度、3度と打ち返してみるものの、一旦沈んだ
サカナは二度と浮いてはくれません。ならばと、似たような場所を探して再チャレンジです。
今度はドラグが掛からないようにポジションを考え、ガンガン瀬に入られてもティペットが
切られないように太目のティペットに結び換えての挑戦。数回のキャストで流れを確かめ、
丁寧にプレゼンしたのち、息を殺してドリフトを見守ります。白泡の際を流れるフライが
瀬の肩まで差し掛かろうとした時、なんの合図もなしにスッと消えました。トンと合わせを
入れると水中でゴトゴトとローリングする手応え。次の瞬間、流れに向かって走りだしますが、
ティペットも太くしてあったので強引に引き寄せて、なんとか無事にネットイン。9寸の
本流アマゴとの対面に、気分はもう最高!!
少し遅めの昼食を摂ってから、kouさんと合流しました。次に向かった流れでは
先行者の影響が気になる区間ではありましたが、水面にはかなりの生命感を
感じます。というのも、川原の石には多くの羽アリが止まっていて、それらが風に
煽られて流されているみたい。フライを#14の黒いテレストに変えてみると、
すぐに20cmほどのヤマメが出てくれました。初夏の羽アリパターンは僕のホーム
リバーでイワナ相手に何度か良い思いをさせてもらったことがあったので、同じ
フライが本流のヤマメにも通用するものか試してみると、これが大正解。落ち込みの
下にある深くて速い流れの中から弾丸のようなヤマメがフライをひったくっていきました。
掛けた瞬間、ついに尺ヤマメかと緊張が走りましたが、体高のある26cmの砲弾ヤマメ。
その容姿の精悍さにまたまたウットリです。
結局、同じパターンで28cmを頭に、8~9寸のヤマメを数本追加することが出来ました。
そのままイブニングをやりたい衝動に駆られましたが、宿での食事時間とサッカーの
アジア杯、日-豪戦も迫っていたのでキリのよいところで撤収。その夜のお酒はサイコーに
美味しかったです!
ハイテンションで過ごした一夜が明けて、2日目は朝から峪に入ってみることにしました。
夜に降った雨の影響からかやや水が高く、流すポイントが限られた感じのこの日の峪。
キャッチできずとも所々で反応もあり、美しい景色の中での釣りを満喫できました。
1日目ほどの釣果は上がりませんでしたが、kouさんの丁寧で優雅な釣りをしっかりと
瞼に焼き付けつつ、とても充実した一日を過ごすことが出来ました。
そして2日間の最後の〆となる本流イブニング。こちらの方も鮎師が上がったばかりの
川でしたので、期待していたドラマが起こることも無く、永くて短い2日間の釣りに幕が
下りることとなりました。
2日間一緒に釣りをして数多くのアドバイスをして下さったlefty_haruさんとkouさん、
そして参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
また一緒に楽しみましょう!!
その梅雨もようやく明けそうな気配が見えてきました。
盛夏に入る前の最後のチャンスをなんとかモノにするべく
久し振りの本流ヤマメにチャレンジです。
6月末に“お泊り”で出掛けるはずだった本流釣行。そのときは直前に降った
大雨により、泣く泣く断念したという経緯がありましたので、今回も猫の目のように
変わる週間天気予報にヤキモキしながら週末を待つこととなりました。前日の
天気予報によると、小雨ながらも幸いにして大きな増水は無い模様で、念願の
梅雨明け直前の本流に出陣できそうです。今回は愛知からlefty_haruさんも
来られるし、午後からはkouさんも合流されるという、僕たちにとってはまさに
スーパースペシャルな釣行。前夜は布団に入ってもワクワク、ドキドキで目が
冴えて、結局2時間ほどの睡眠で家を飛び出しました。
まだ暗いうちに街を駆け抜け、待ち合わせした川原に到着です。この時季の本流、
日中は大勢の鮎師で賑わいますので、鮎師が活躍する前に本流育ちのヤマメを
狙おうという作戦。ずっと下手の流れではすでにロッドを振っているharuさんの姿が
見えます。遠目に見ても、一目でharuさんだと分かる美しくて攻撃的なループ。
しばし見とれたあと、haruさんと合流します。お久し振りの挨拶もそこそこに、しばらくは
haruさんの釣りを拝見させていただくことにして、同じ流れに立ちます。良さそうな状況に
見えても、そこはムラッ気のある本流。反応が今ひとつ芳しくないので、鮎師が集まる前に
場所移動をすることにしました。
移動した場所の入渓点から少し下流にある実績の高いプールでもライズは無し。
しかも随分と埋まった様子で、流れ込み付近は相当浅くなったみたいです。せっかく
ここまで下ったんだし、行きがけの駄賃のつもりでプール上の瀬を打ってみると、
かなりのガンガン瀬の中からサカナが浮き上がりました。フライを喰う瞬間に強烈な
ドラグが掛かってあえなくサカナは沈。2度、3度と打ち返してみるものの、一旦沈んだ
サカナは二度と浮いてはくれません。ならばと、似たような場所を探して再チャレンジです。
今度はドラグが掛からないようにポジションを考え、ガンガン瀬に入られてもティペットが
切られないように太目のティペットに結び換えての挑戦。数回のキャストで流れを確かめ、
丁寧にプレゼンしたのち、息を殺してドリフトを見守ります。白泡の際を流れるフライが
瀬の肩まで差し掛かろうとした時、なんの合図もなしにスッと消えました。トンと合わせを
入れると水中でゴトゴトとローリングする手応え。次の瞬間、流れに向かって走りだしますが、
ティペットも太くしてあったので強引に引き寄せて、なんとか無事にネットイン。9寸の
本流アマゴとの対面に、気分はもう最高!!
少し遅めの昼食を摂ってから、kouさんと合流しました。次に向かった流れでは
先行者の影響が気になる区間ではありましたが、水面にはかなりの生命感を
感じます。というのも、川原の石には多くの羽アリが止まっていて、それらが風に
煽られて流されているみたい。フライを#14の黒いテレストに変えてみると、
すぐに20cmほどのヤマメが出てくれました。初夏の羽アリパターンは僕のホーム
リバーでイワナ相手に何度か良い思いをさせてもらったことがあったので、同じ
フライが本流のヤマメにも通用するものか試してみると、これが大正解。落ち込みの
下にある深くて速い流れの中から弾丸のようなヤマメがフライをひったくっていきました。
掛けた瞬間、ついに尺ヤマメかと緊張が走りましたが、体高のある26cmの砲弾ヤマメ。
その容姿の精悍さにまたまたウットリです。
結局、同じパターンで28cmを頭に、8~9寸のヤマメを数本追加することが出来ました。
そのままイブニングをやりたい衝動に駆られましたが、宿での食事時間とサッカーの
アジア杯、日-豪戦も迫っていたのでキリのよいところで撤収。その夜のお酒はサイコーに
美味しかったです!
ハイテンションで過ごした一夜が明けて、2日目は朝から峪に入ってみることにしました。
夜に降った雨の影響からかやや水が高く、流すポイントが限られた感じのこの日の峪。
キャッチできずとも所々で反応もあり、美しい景色の中での釣りを満喫できました。
1日目ほどの釣果は上がりませんでしたが、kouさんの丁寧で優雅な釣りをしっかりと
瞼に焼き付けつつ、とても充実した一日を過ごすことが出来ました。
そして2日間の最後の〆となる本流イブニング。こちらの方も鮎師が上がったばかりの
川でしたので、期待していたドラマが起こることも無く、永くて短い2日間の釣りに幕が
下りることとなりました。
2日間一緒に釣りをして数多くのアドバイスをして下さったlefty_haruさんとkouさん、
そして参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
また一緒に楽しみましょう!!
by ita-gon
| 2007-07-23 20:39
| # Fishing Report