4/17 ～高原川

先週入るはずだった高原川（蒲田川の下流、さらに下って富山県に入ると神通川）のプールに、土曜日、U沢氏とぱんださんが行ってきた。結果は、ぱんださんの尺ヤマメとU沢氏の9寸ヤマメ。ライズもそこそこあり、かなり楽しめたそうだ。・・・しかしねぇ、ぱんださん。蒲田一年生で、尺を釣っちゃいけませんよ。私とU沢氏にも先輩としての立場があるし・・・、ねぇ。






そんなわけで、これはもう行くっきゃない。前日、U沢氏からお薦めフライのレシピとマテリアルを分けてもらって、夜遅くまでかかって何本か巻いて一路岐阜へ。それにしても、今回の釣行は心が弾む。一つは川の状況が良くなったこと。もう一つは、やっとスタッドレスタイヤから普通タイヤに履き替えたこと。これで燃費も良くなるし、なにせ走りやすい。快適にドライブを続け、目的のポイントに到着。

予定していたプールを一通り見て廻る。う～ん、ライズが無いぞ。・・・虫も出てないし。今日は外したか？一瞬いやな予感が脳裏をかすめたので、とりあえずU沢氏に連絡を入れることにした。しかし今日に限って電話に出ない。おいおい、ここまで来てどうしよう。一時間ほど待ってはみたが、埒が明かないので上の瀬を釣り上がることにした。500ｍくらい進んでもサカナの反応が無い。ヤバイなぁ・・・、いっそ車で蒲田まで上がろうか？そんな弱気な考えが見え隠れしだしたその時、足元から大量のカゲロウ（マエグロヒメフタオ）が飛び出した。すんごい数。しばらく座ってその幻想的な様子を見ていると、一つ下の流れでライズらしき飛沫を発見。慎重に近づいて見ていると、パシャッ！おおっ、まぎれも無くライズだ。フライを変え、慎重にアプローチ。一発で出てくれたのはプロポーションのしっかりした9寸ヤマメ。引きも強く、幅も広かったのでメジャーを当ててはみたが、やっぱり9寸。もしかして・・・、下のプールも今からなんじゃないの？ダッシュで流れを下る。

再び辿り着いたプールは、ライズの嵐。まさにパラダイス！夕方まで貸しきり状態で楽しんじゃいました。フライも色々試してみましたが、U沢氏に伝授されたフライに一番反応がよく、しっかりと喰ってきました。違うフライだと喰い方が浅かったり、じ～っと見られてプイッっとそっぽを向かれたり。まさにマッチザハッチの釣りでした。釣り上がりがメインの私としては、プールでライズを取る釣りは苦手で、これまで避けてきたのですが、ちょっとしたツボをおさえるとこうも簡単に釣れるとは・・・。久しぶりのパラダイスを存分に味わって、充実した一日を過ごしてきました。