smells like spring / May.02.2012
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2012年 05月 04日
対岸の新緑を映した水面に、待望の波紋が生まれた。
そんな光景こそ、ボクの待ち焦がれていたもの。
春の薫りをいま一度、大きく胸に吸い込んでから
ボクはこれまでよりも丁寧にラインを伸ばし
ゆっくりとその波紋に対峙した。
世間はゴールデン・ウィーク。けれど、今年もボクには関係なく
飛び石の中日1日だけがボクに与えられた唯一の休日だ。
けれど、GWならではのフワフワした感じって嫌いじゃないから
ボクも一緒になって春の薫りの中をフワフワすることにしよう。
唯一の休日は当然川に向かう。
ハイウェイが朝から混んでいるのが、いかにもゴールデン・ウィークらしい。
最初のSAでちょっとブレイクしていると、U&P夫妻+チビちゃんとばったり。
やあやあとクルマを降りると初めて会うチビちゃんに大泣きされ、ちょっと
フクザツな心境のまま、逃げるようにクルマを走らせた。さっきまでの
フワフワ感もどこか遠くに飛んでいっちゃった。・・キョウハ ダメカモ・・
川に到着。覗くとプチ増水。けれど、釣りにならないほどじゃないから
さっさと準備を済ませ、大規模なプールにて水面の変化をじっくり探す。
この時期の増水は雪シロがらみが多いので、闇雲にロッドを振っても
しょうがない。水面に波紋が生まれるまで、じっと待つのだ。
しばらく待ってもいっこうに変化がないから、ちょっと下流の瀬のエリアを偵察。
瀬の中に視線を運ぶと・・・ん?今の飛沫って・・・やっぱりライズだ!
ライズの下手に回りこむのももどかしいから、その場からフライを流し込む。
あと5メートル・・・、4・・・3・・・2・・・1・・・・・・・・よっしゃ~、出た。
フライを咥えたヤマメは下流に走り始めたけれど、バッドが強いボクの
新しい相棒がその走りをしっかり止める。あとはゆっくり間合いを詰めて・・・
ネットを差し出し・・・ふう、なんとかモノにできました。
ちょっと肩の荷が下りたけれど、あとが続かないからクルマで大きく移動。
しかし、何処もプチ増水&水が冷たそうだから、期待の波紋が見られない。
ハンドルを握ったまま、早めの昼食を流し込みながら、また別のフラットへ。
そのころからようやく水位が落ち始めたような・・・おっ、波紋見っけ。
少し水位が落ち始めるのと同時に、波紋が生まれる。それも伝播しながら。
運良く獲れたヤマメのストマックからはユスリカアダルト、ガガンボ、シロハラ、
中型マダラ、小型カワゲラ、数種のカディス・・・なんともまぁ見境なく喰っている。
また別の個体からは、それらのシャックのみがゴソっと出てきた。
本格的に雨粒が落ち始めるまでのしばらくの間、
春の薫りが漂う水辺で、ボクは夢中になってロッドを振り続けた。
そんな光景こそ、ボクの待ち焦がれていたもの。
春の薫りをいま一度、大きく胸に吸い込んでから
ボクはこれまでよりも丁寧にラインを伸ばし
ゆっくりとその波紋に対峙した。
世間はゴールデン・ウィーク。けれど、今年もボクには関係なく
飛び石の中日1日だけがボクに与えられた唯一の休日だ。
けれど、GWならではのフワフワした感じって嫌いじゃないから
ボクも一緒になって春の薫りの中をフワフワすることにしよう。
唯一の休日は当然川に向かう。
ハイウェイが朝から混んでいるのが、いかにもゴールデン・ウィークらしい。
最初のSAでちょっとブレイクしていると、U&P夫妻+チビちゃんとばったり。
やあやあとクルマを降りると初めて会うチビちゃんに大泣きされ、ちょっと
フクザツな心境のまま、逃げるようにクルマを走らせた。さっきまでの
フワフワ感もどこか遠くに飛んでいっちゃった。・・キョウハ ダメカモ・・
川に到着。覗くとプチ増水。けれど、釣りにならないほどじゃないから
さっさと準備を済ませ、大規模なプールにて水面の変化をじっくり探す。
この時期の増水は雪シロがらみが多いので、闇雲にロッドを振っても
しょうがない。水面に波紋が生まれるまで、じっと待つのだ。
しばらく待ってもいっこうに変化がないから、ちょっと下流の瀬のエリアを偵察。
瀬の中に視線を運ぶと・・・ん?今の飛沫って・・・やっぱりライズだ!
ライズの下手に回りこむのももどかしいから、その場からフライを流し込む。
あと5メートル・・・、4・・・3・・・2・・・1・・・・・・・・よっしゃ~、出た。
フライを咥えたヤマメは下流に走り始めたけれど、バッドが強いボクの
新しい相棒がその走りをしっかり止める。あとはゆっくり間合いを詰めて・・・
ネットを差し出し・・・ふう、なんとかモノにできました。
ちょっと肩の荷が下りたけれど、あとが続かないからクルマで大きく移動。
しかし、何処もプチ増水&水が冷たそうだから、期待の波紋が見られない。
ハンドルを握ったまま、早めの昼食を流し込みながら、また別のフラットへ。
そのころからようやく水位が落ち始めたような・・・おっ、波紋見っけ。
少し水位が落ち始めるのと同時に、波紋が生まれる。それも伝播しながら。
運良く獲れたヤマメのストマックからはユスリカアダルト、ガガンボ、シロハラ、
中型マダラ、小型カワゲラ、数種のカディス・・・なんともまぁ見境なく喰っている。
また別の個体からは、それらのシャックのみがゴソっと出てきた。
本格的に雨粒が落ち始めるまでのしばらくの間、
春の薫りが漂う水辺で、ボクは夢中になってロッドを振り続けた。
by ita-gon
| 2012-05-04 20:43
| # Fishing Report