Summer sky 2009 / Aug.20.2009
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2009年 08月 21日
夏の風物詩。
アイスクリームに高校野球に冷たいビール。
海水浴に蝉の声に蚊取り線香の匂い・・・。
ボクにとっては、山岳渓流で楽しむイワナ釣りも
おもいっきり夏を感じさせてくれる、夏の風物詩。
少し遅れてやってきた今年の夏を、心ゆくまで楽しむことにしよう。
前回の釣行では思いがけないイワナの好反応に、つい雑に釣りをしてしまった。
そんな反省も踏まえて、今回はしっかり準備を整えての釣り。単独釣行だから
自分のペース、リズムでしっかりと夏のイワナの釣りを楽しむつもりです。
いつもの林道に足を踏み入れ、ゆっくりと登り始める。標高が高いこの場所では
真夏のこんな時期だけれど、色彩豊かな草花が目を楽しませてくれます。
朝夕に冷え込むからか、すでに紅葉も始まっているようでした。
目的地までの道程、時折そんな草花にカメラを向けつつ、自分のペースで進みました。
ようやく着いた。
いくら涼しい高地とはいえ、ウェーダーに長袖シャツという出で立ちでは、汗も噴出します。
釣りを始める前に、谷川の冷たい水で顔を洗って、リセット完了。さぁ、始めよう!
大振りなフライを確実に結んで、流れの脇に投げ入れる。反転流に乗ったフライが
ゆっくりと泡筋に吸い寄せられ、規則正しく流れる泡の隊列に並びました。
息を殺して、5秒・・・10秒・・・期待していた水しぶきは上がりません。
前回とはまるで違う反応に首を傾げながら流れを進みますが、状況は変わらず。
ひと区間終了の堰堤が見えてきました。堰堤には2人のFFが見えます。
どうやら、お2人の後を追っていたようです。少し話しを伺うと、どうやらその日は
千客万来のようで、さらに上の区間にも別の1組が入っておられるとのことでした。
さて、困った・・。巻きを中心に良いポイントだけをテンポよく打っていくのが、その日の
ボクの作戦。大らかな夏のイワナ釣りを楽しむつもりだったけれど、先客アリなら作戦を
変更しなくてはなりません。少し時間をおいて、対岸寄りの流れと流れの隙間をしつこく
打っていくことにします。竿抜けを期待して・・。
そうして、ようやくその日のファーストフィッシュが、ボクのネットに納まってくれました。
深みと厚みのある流れの隙間、そんな小さな緩流帯が、この日のアタリポイント。
そういったポイントで数秒間、フライがキレイに流れてくれたなら・・・。
ゆっくりとしたペースで夏のイワナ釣りを楽しみました。足を使ってガンガン打ちまくる
作戦は外れましたが、ひとつのポイント、一尾のサカナにじっくりと向きあい、丁寧に
釣りを続けることで、飽きることのない大満足の一日を過ごすことができました。
夕刻、クルマに向かう頃には、ちょうど良い疲労感で道を下ります。
その日出てくれた一尾一尾を思い出しながら、「次回はあのフライを準備しなくちゃ」とか
「今度はあの時間にあの場所へ入ってみようかな・・」なんて、早くも次回釣行のひとり
作戦会議が始まりました。
シーズン終盤にきて、再び釣欲の炎がメラメラと燃え上がったような気がしています。
アイスクリームに高校野球に冷たいビール。
海水浴に蝉の声に蚊取り線香の匂い・・・。
ボクにとっては、山岳渓流で楽しむイワナ釣りも
おもいっきり夏を感じさせてくれる、夏の風物詩。
少し遅れてやってきた今年の夏を、心ゆくまで楽しむことにしよう。
前回の釣行では思いがけないイワナの好反応に、つい雑に釣りをしてしまった。
そんな反省も踏まえて、今回はしっかり準備を整えての釣り。単独釣行だから
自分のペース、リズムでしっかりと夏のイワナの釣りを楽しむつもりです。
いつもの林道に足を踏み入れ、ゆっくりと登り始める。標高が高いこの場所では
真夏のこんな時期だけれど、色彩豊かな草花が目を楽しませてくれます。
朝夕に冷え込むからか、すでに紅葉も始まっているようでした。
目的地までの道程、時折そんな草花にカメラを向けつつ、自分のペースで進みました。
ようやく着いた。
いくら涼しい高地とはいえ、ウェーダーに長袖シャツという出で立ちでは、汗も噴出します。
釣りを始める前に、谷川の冷たい水で顔を洗って、リセット完了。さぁ、始めよう!
大振りなフライを確実に結んで、流れの脇に投げ入れる。反転流に乗ったフライが
ゆっくりと泡筋に吸い寄せられ、規則正しく流れる泡の隊列に並びました。
息を殺して、5秒・・・10秒・・・期待していた水しぶきは上がりません。
前回とはまるで違う反応に首を傾げながら流れを進みますが、状況は変わらず。
ひと区間終了の堰堤が見えてきました。堰堤には2人のFFが見えます。
どうやら、お2人の後を追っていたようです。少し話しを伺うと、どうやらその日は
千客万来のようで、さらに上の区間にも別の1組が入っておられるとのことでした。
さて、困った・・。巻きを中心に良いポイントだけをテンポよく打っていくのが、その日の
ボクの作戦。大らかな夏のイワナ釣りを楽しむつもりだったけれど、先客アリなら作戦を
変更しなくてはなりません。少し時間をおいて、対岸寄りの流れと流れの隙間をしつこく
打っていくことにします。竿抜けを期待して・・。
そうして、ようやくその日のファーストフィッシュが、ボクのネットに納まってくれました。
深みと厚みのある流れの隙間、そんな小さな緩流帯が、この日のアタリポイント。
そういったポイントで数秒間、フライがキレイに流れてくれたなら・・・。
ゆっくりとしたペースで夏のイワナ釣りを楽しみました。足を使ってガンガン打ちまくる
作戦は外れましたが、ひとつのポイント、一尾のサカナにじっくりと向きあい、丁寧に
釣りを続けることで、飽きることのない大満足の一日を過ごすことができました。
夕刻、クルマに向かう頃には、ちょうど良い疲労感で道を下ります。
その日出てくれた一尾一尾を思い出しながら、「次回はあのフライを準備しなくちゃ」とか
「今度はあの時間にあの場所へ入ってみようかな・・」なんて、早くも次回釣行のひとり
作戦会議が始まりました。
シーズン終盤にきて、再び釣欲の炎がメラメラと燃え上がったような気がしています。
by ita-gon
| 2009-08-21 22:37
| # Fishing Report