A consideration of off-time ♪ / Mar.24.2009
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2009年 03月 25日
忙しそうな朝の風景の街をすり抜けると
神通川に沿うようにして、国道は続く。
約10日ぶりに目にした川の様子は
日曜日に降った雨の影響からだろうか
以前とは違って、猛々しく流れている。
そんな川を横目に見ながら、あと小一時間のドライブ。
さぁ、フィッシング・ホリデーを楽しもう!!
予定よりもちょっと早めの到着となったので、ゆっくりと着替えタイム。
朝の散歩に来られていた地元の方に、ここ数日間のお天気を尋ねてみると
日曜の夜半にこの地に降った雨は、相当なものだったらしい。
なるほど。それなら道中の川の景色にも頷ける。それでも前日は好天で
水もだいぶ引いてきたみたい。これくらいなら楽しい釣りができるかな。
ゆっくりと着替えをすませて、コーヒーブレイク。コーヒーをすすりながら
この日ご一緒させていただくkouさん&daiちゃんに電話を入れてみると
もうすでに川に到着されているとのこと。・・・こうしちゃいられない。
待ち合わせの場所に向かって、ボクはアクセルを踏み込んだ。
少し増水気味の流れを渡ってから、ラインをセットする。大きめのフライを結んで
おサカナのご機嫌を伺ってみる。予想通り、何の音沙汰もない。きっと増水の
影響でサカナが出にくいのだろう。明らかに1級のポイントだけに的を絞って
遡行を続ける。すると、緩やかな流れ出しで、待望の水飛沫が上がりました。
普段なら二桁の反応がある区間で、この日はその1回のみ。まぁ、これも想定の
範囲内なので、ボクは焦らない。本命はその上に広がる分流帯。いつもなら
小規模すぎる流れなのだが、この日はちょうど良い流速、深度になっている。
きっとここなら・・・。フライを定番の#20にして、流れの筋にそっと置いてみる。
ひとつひとつの流れを丁寧に、しっかりと流しきる。すると・・・ガバッ!!っと
水面が割れることもなく、期待ムンムンだった区間を終了。・・・ヤバイぞ~。
上流で釣っていたkouさん&daiちゃんと合流し、作戦タイム。どうやらこの増水は
雨による源流域からのユキシロの流入のようで、水温がメチャクチャに低い。
ハッチが始まる時間になっても、その気配がなく、スカムの流れすら見あたらない。
こんなときは・・・早めの昼食でリフレッシュにかぎるね。
厳しい釣りながらも、気分は悪くない。この難しくて面白いパズルをどう読み解くのか?
昼食を摂りながら、3人それぞれの頭の中で、それぞれのプランが組みあがっていきます。
下流に向かうdaiちゃんを見送って、対岸への遡行ルートを模索する。なんとか渡って
ボクの作戦の開始。水温が上がりやすそうな流れに的を絞って、観察を始める。
陽が差した川原には大小のカゲロウが飛び交い、ずいぶんと生気が漂っている。
予想通り、小さなカゲロウが水面にふわっと浮かび上がって、吸い込まれるように消えた。
ロッドが振れるポジションまで移動し、そっとプレゼンを始める。数回のトライ&失敗を経て
ようやくボクのネットに収まってくれたのは、良型の別嬪ヤマメ。やった!任務完了~。
最高に嬉しい一尾でした。
下流で釣っていたdaiちゃんも40cm級のレインボーを釣り上げたとのことで
ホクホク&ニコニコ顔。この調子で、ガンガンいってみよう!
次に向かったのは、kouさんのプランで少し広めのプール。上流部はユキシロで
水が冷たいから、その水が少し暖められた場所ならハッチも起きるのでは?との読み。
実際にプールのそばに立ってみると・・・水面にはシロハラが流れ、複数のライズリングが
ひろがっています。先ほどまでの厳しい釣りがまるでウソだったかのように、楽しい時間が
そこには待っていました。
5投5キャッチという絶好調のdaiちゃんに、9寸ヤマメを難なくゲットされたkouさん。
同じ川でエリアがちょっと違っただけで、ここまで釣りが変わってくるなんて・・・。
ユキシロや沢水の流入に、堰堤の存在や流れの形態。そしてお天気の要素も加味した上で
良さそうな場所を設定する。もちろん、これまでの経験則ってところもあるのでしょうが
kouさんのさすがの読みには、もう脱帽です。楽しい時間をありがとうございました。
それぞれの読みがそれなりにハマった、春の一日。沈黙の時間あり、歓喜の時間あり
焦燥、そして大興奮の時間ありと変化に富んだ一日でした。
こんなハラハラ、ドキドキを味わいたいから、また川へ出掛けちゃうんですよね。
お付き合いくださいましたkouさん&daiちゃん、本当にありがとうございました。
神通川に沿うようにして、国道は続く。
約10日ぶりに目にした川の様子は
日曜日に降った雨の影響からだろうか
以前とは違って、猛々しく流れている。
そんな川を横目に見ながら、あと小一時間のドライブ。
さぁ、フィッシング・ホリデーを楽しもう!!
予定よりもちょっと早めの到着となったので、ゆっくりと着替えタイム。
朝の散歩に来られていた地元の方に、ここ数日間のお天気を尋ねてみると
日曜の夜半にこの地に降った雨は、相当なものだったらしい。
なるほど。それなら道中の川の景色にも頷ける。それでも前日は好天で
水もだいぶ引いてきたみたい。これくらいなら楽しい釣りができるかな。
ゆっくりと着替えをすませて、コーヒーブレイク。コーヒーをすすりながら
この日ご一緒させていただくkouさん&daiちゃんに電話を入れてみると
もうすでに川に到着されているとのこと。・・・こうしちゃいられない。
待ち合わせの場所に向かって、ボクはアクセルを踏み込んだ。
少し増水気味の流れを渡ってから、ラインをセットする。大きめのフライを結んで
おサカナのご機嫌を伺ってみる。予想通り、何の音沙汰もない。きっと増水の
影響でサカナが出にくいのだろう。明らかに1級のポイントだけに的を絞って
遡行を続ける。すると、緩やかな流れ出しで、待望の水飛沫が上がりました。
普段なら二桁の反応がある区間で、この日はその1回のみ。まぁ、これも想定の
範囲内なので、ボクは焦らない。本命はその上に広がる分流帯。いつもなら
小規模すぎる流れなのだが、この日はちょうど良い流速、深度になっている。
きっとここなら・・・。フライを定番の#20にして、流れの筋にそっと置いてみる。
ひとつひとつの流れを丁寧に、しっかりと流しきる。すると・・・ガバッ!!っと
水面が割れることもなく、期待ムンムンだった区間を終了。・・・ヤバイぞ~。
上流で釣っていたkouさん&daiちゃんと合流し、作戦タイム。どうやらこの増水は
雨による源流域からのユキシロの流入のようで、水温がメチャクチャに低い。
ハッチが始まる時間になっても、その気配がなく、スカムの流れすら見あたらない。
こんなときは・・・早めの昼食でリフレッシュにかぎるね。
厳しい釣りながらも、気分は悪くない。この難しくて面白いパズルをどう読み解くのか?
昼食を摂りながら、3人それぞれの頭の中で、それぞれのプランが組みあがっていきます。
下流に向かうdaiちゃんを見送って、対岸への遡行ルートを模索する。なんとか渡って
ボクの作戦の開始。水温が上がりやすそうな流れに的を絞って、観察を始める。
陽が差した川原には大小のカゲロウが飛び交い、ずいぶんと生気が漂っている。
予想通り、小さなカゲロウが水面にふわっと浮かび上がって、吸い込まれるように消えた。
ロッドが振れるポジションまで移動し、そっとプレゼンを始める。数回のトライ&失敗を経て
ようやくボクのネットに収まってくれたのは、良型の別嬪ヤマメ。やった!任務完了~。
最高に嬉しい一尾でした。
下流で釣っていたdaiちゃんも40cm級のレインボーを釣り上げたとのことで
ホクホク&ニコニコ顔。この調子で、ガンガンいってみよう!
次に向かったのは、kouさんのプランで少し広めのプール。上流部はユキシロで
水が冷たいから、その水が少し暖められた場所ならハッチも起きるのでは?との読み。
実際にプールのそばに立ってみると・・・水面にはシロハラが流れ、複数のライズリングが
ひろがっています。先ほどまでの厳しい釣りがまるでウソだったかのように、楽しい時間が
そこには待っていました。
5投5キャッチという絶好調のdaiちゃんに、9寸ヤマメを難なくゲットされたkouさん。
同じ川でエリアがちょっと違っただけで、ここまで釣りが変わってくるなんて・・・。
ユキシロや沢水の流入に、堰堤の存在や流れの形態。そしてお天気の要素も加味した上で
良さそうな場所を設定する。もちろん、これまでの経験則ってところもあるのでしょうが
kouさんのさすがの読みには、もう脱帽です。楽しい時間をありがとうございました。
それぞれの読みがそれなりにハマった、春の一日。沈黙の時間あり、歓喜の時間あり
焦燥、そして大興奮の時間ありと変化に富んだ一日でした。
こんなハラハラ、ドキドキを味わいたいから、また川へ出掛けちゃうんですよね。
お付き合いくださいましたkouさん&daiちゃん、本当にありがとうございました。
by ita-gon
| 2009-03-25 20:22
| # Fishing Report