After rain ♪ at Apr.08.2008
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2008年 04月 09日
雨上がりの休日の朝。
数日前に見頃をむかえた裏の公園の桜も、まだしっとりと濡れている。
もちろん釣りに出かけるつもりで朝起きたのだけれど
昨夜降った雨の影響がやっぱり気になるな。
ライブ映像が見られる朝7時まで
ゆっくりと桜を鑑賞するのもわるくない。
桜という花は不思議な花だ。蕾が膨らみ、花が咲くまでの期待感・ドキドキ感は
桜ならではのものだし、開花してから満開になるまでのウキウキした感じもイイ。
でも、待ち望んでいたハズの満開をむかえてしまうと、散り往く前の物悲しさも
どこか感じてしまう。桜吹雪なんて、まるで樹が号泣しているようにも見える。
満開の桜の花を観賞しつつ、ちょっとだけセンチメンタルになった春の朝。
さて、7時を過ぎた。早速ライブ画像をみてみる。変な濁り方。増水はないものの
水の色がちょっと変。この濁りだと、浅い分流なら釣りになるかもしれないけれど
ゴッツイ流れはちょっと無理そうかな。でも上の区間なら・・・、いやいや・・・・・・。
自問自答を繰り返すこと数十分。結局、蒲田に走ることを諦め、自宅待機です。
弾数が少なくなったハリを巻き足し、ついでにとベストの中身も整理してみる。
いつもは慌しく過ぎていく休日の時間だが、この日はやけにゆっくりと流れる。
そうだ、ヒマつぶし&ドライブがてら地元の川へ年券を買いに行こう!ついでに
ロッドも振ってみよう!!釣れなくてもキャスレだと思えば、それもまたよし。
いつもは釣れないと悶々として川原にいるけれど、釣欲を抑えた釣りっていうのも
たまにはイイものだ。
のんびり走って辿り着いた川原には、まだ端々に雪が残っている。まずは年券を
購入して、ひと通り車で走ってみた。釣欲を抑えた釣りっていっても、やっぱり川の
状況が気になるから困ったものだ。放流場所には餌釣りの方が数名見られたが
それ以外の場所で釣人の姿は見当たらない。水位は若干高めながら、本格的な
雪シロの流入までは、もうしばらくの間がありそうだ。
ロッドを繋いでラインを通す。ざっと見たところ、虫も出ていないからライズもない。
これならば練習にも身が入りそうだな。適当な瀬とプールが続くエリアに降り立ち
見やすいようにと#14のハリを結んで、流れに投げ入れる。ひとつの流れに対して
距離やポジションを変えてみたり、ラインの置き方を変えてみたり。メンディングの
タイミングや量、テンポなども試してみる。システムも何通りか作り直してみた。
色々な手段で、頭の中で作り出した“仮想ライズ”に次々とフライを投じていく。
なんだか楽しくなってきたぞ・・・。
気がつくと2時間ほど、そうやって遊んでいた。つい夢中になって、昼食を摂るのも
忘れていた。一旦車に戻って、用意していたパンを川原で頬張る。午後をまわって
天候が回復し、水温が少し上がったからなのか、小さな羽虫が飛び始めていた。
川原の石の上では、オナシカワゲラがせわしなく歩き回っている。
ふと思いついて、下流を目指した。辿り着いた200mほど続くフラットな水面では
やはりライズが起きていた。システムをチェンジして、先ほど目にしたばかりの
オナシカワゲラのフローティングニンフを結ぶ。ライズの距離や角度を考えて
ポジションを決め、先ほどまでやっていたのと同じようにフライを流し込む。
結果はすぐに出てくれた。
よし、よし。
一日のご褒美となった1匹を流れにそっと返し、ボクは山を降りてきた。
数日前に見頃をむかえた裏の公園の桜も、まだしっとりと濡れている。
もちろん釣りに出かけるつもりで朝起きたのだけれど
昨夜降った雨の影響がやっぱり気になるな。
ライブ映像が見られる朝7時まで
ゆっくりと桜を鑑賞するのもわるくない。
桜という花は不思議な花だ。蕾が膨らみ、花が咲くまでの期待感・ドキドキ感は
桜ならではのものだし、開花してから満開になるまでのウキウキした感じもイイ。
でも、待ち望んでいたハズの満開をむかえてしまうと、散り往く前の物悲しさも
どこか感じてしまう。桜吹雪なんて、まるで樹が号泣しているようにも見える。
満開の桜の花を観賞しつつ、ちょっとだけセンチメンタルになった春の朝。
さて、7時を過ぎた。早速ライブ画像をみてみる。変な濁り方。増水はないものの
水の色がちょっと変。この濁りだと、浅い分流なら釣りになるかもしれないけれど
ゴッツイ流れはちょっと無理そうかな。でも上の区間なら・・・、いやいや・・・・・・。
自問自答を繰り返すこと数十分。結局、蒲田に走ることを諦め、自宅待機です。
弾数が少なくなったハリを巻き足し、ついでにとベストの中身も整理してみる。
いつもは慌しく過ぎていく休日の時間だが、この日はやけにゆっくりと流れる。
そうだ、ヒマつぶし&ドライブがてら地元の川へ年券を買いに行こう!ついでに
ロッドも振ってみよう!!釣れなくてもキャスレだと思えば、それもまたよし。
いつもは釣れないと悶々として川原にいるけれど、釣欲を抑えた釣りっていうのも
たまにはイイものだ。
のんびり走って辿り着いた川原には、まだ端々に雪が残っている。まずは年券を
購入して、ひと通り車で走ってみた。釣欲を抑えた釣りっていっても、やっぱり川の
状況が気になるから困ったものだ。放流場所には餌釣りの方が数名見られたが
それ以外の場所で釣人の姿は見当たらない。水位は若干高めながら、本格的な
雪シロの流入までは、もうしばらくの間がありそうだ。
ロッドを繋いでラインを通す。ざっと見たところ、虫も出ていないからライズもない。
これならば練習にも身が入りそうだな。適当な瀬とプールが続くエリアに降り立ち
見やすいようにと#14のハリを結んで、流れに投げ入れる。ひとつの流れに対して
距離やポジションを変えてみたり、ラインの置き方を変えてみたり。メンディングの
タイミングや量、テンポなども試してみる。システムも何通りか作り直してみた。
色々な手段で、頭の中で作り出した“仮想ライズ”に次々とフライを投じていく。
なんだか楽しくなってきたぞ・・・。
気がつくと2時間ほど、そうやって遊んでいた。つい夢中になって、昼食を摂るのも
忘れていた。一旦車に戻って、用意していたパンを川原で頬張る。午後をまわって
天候が回復し、水温が少し上がったからなのか、小さな羽虫が飛び始めていた。
川原の石の上では、オナシカワゲラがせわしなく歩き回っている。
ふと思いついて、下流を目指した。辿り着いた200mほど続くフラットな水面では
やはりライズが起きていた。システムをチェンジして、先ほど目にしたばかりの
オナシカワゲラのフローティングニンフを結ぶ。ライズの距離や角度を考えて
ポジションを決め、先ほどまでやっていたのと同じようにフライを流し込む。
結果はすぐに出てくれた。
よし、よし。
一日のご褒美となった1匹を流れにそっと返し、ボクは山を降りてきた。
by ita-gon
| 2008-04-09 20:03
| # Fishing Report