Blowin' in the Wind ♪ at Mar.28.2008
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2008年 03月 29日
ガガンボ、フタバコカゲロウ、シロハラコカゲロウ・・。
春、それもとびきり早い春を代表する水生昆虫。
解禁当初の蒲田では、これらの虫を中心に
ライズゲームを組み立てていきます。
3月最後の休日となったこの日、いつものように蒲田へと走ります。前回の
釣行から帰宅後、不覚にも風邪をひいてしまい、微熱が続いたここ数日間。
今回は休みかなぁ・・と覚悟していましたが、ピンスポットの天気予報をみると
雪のち曇りと絶好の蒲田日和。そんな予報を見てしまったものだから、もう
いてもたってもいられません。ちょっと試してみたいこともあったので、前夜に
大量の風邪薬を服用し、早めの就寝で翌日の釣りに備えることにしました。
無事蒲田に到着後、まずは予定した区間に入り、とりあえずブラインドで
釣りあがってみます。風邪薬の影響か、はたまた微熱の影響なのかは
わかりませんが、足下が少々フラつきます。#16のダンパターンを結び
丁寧に流れをトレースしますが、良い雰囲気に反してなんの音沙汰もない。
時折チラついていた雪もやみ、お日さままでもが顔を出してくると、ちょっと
いや~なムードが漂い始めます。
岩に腰掛けてひとまず休憩。ふと流れに目をやると、ようやく1発目のライズを
発見できました。フライを#18のガガンボパターンに交換し、数投目にようやく
キレイなヤマメが出てくれました。ストマックを見てみると、冒頭の写真の通り。
少し季節も進んだのかなぁと思っていましたが、まだまだ春浅い感じです。
もう少し大きなハリで勝負ができると、釣りあがりもやりやすいのですが、#20
での釣りあがりとなると・・・。少し速い瀬を捨て、プールやフラットを中心に釣りを
展開するように作戦を変更して、ポツポツとサカナを拾っていきます。天候も
味方してくれて、いくつかのライズもキャッチ成功。このあたりから、風邪薬の
効果も切れたのか、足取りもずいぶんと軽くなりました。
こうなってくると、欲をかきたくなるのが釣師の性というもの。今季は未だいい
イワナを釣っていないので、完全にイワナ狙いにシフトして渓に対峙します。
これまでにもイワナの好きそうな巻きや泡だまりを狙ってはいたのですが
そんな場所からも出てくるのも、今年は何故かヤマメばかり。もともとドリフトが
苦手で、ピンスポットでのイワナ釣りが大好きな自称“イワナ釣師”のボクとしては
ここいらでしっかりとイワナも獲っておかないと、沽券にも関わりますしね。
システムをやや短めの太めに変更し、フライも#14に変更する。落差の大きな
区間でガンガンに流れているすぐ脇の巻き返しや泡だまりを選んでは、フライを
浮かべてじっと待つ。そうやってコツコツと順に攻めていくと、すぐに結果は
出てくれました。イワナの場合、フライを喰い損ねても2度、3度と出てくれるので
気分的にもちょっと楽。一発勝負のヤマメと違って、おおらかなところがやっぱり
スキです。ヤマメとはちょっと違うトルクフルなファイトも、この日使用していたライトな
タックルで存分に楽しみ、8寸~泣き尺くらいまでのイワナのファイトを満喫することが
できました。
風邪っぴきから、一時はどうなることかと憂慮した今回の釣り。終わってみれば
気持ちの良い疲労感と満足感に包まれて、蒲田を後にすることができました。
帰り際、下流のポイントを覗き覗き下ってきましたが、所々でライズもチラホラ
散見でき、次回からの釣行がとっても楽しみになってきました。次回までには
体調をしっかりと整え、完璧な状態で渓に立てるよう努めたいと思います。
季節の変わり目、皆さんもお風邪など召しませぬように・・・。
春、それもとびきり早い春を代表する水生昆虫。
解禁当初の蒲田では、これらの虫を中心に
ライズゲームを組み立てていきます。
3月最後の休日となったこの日、いつものように蒲田へと走ります。前回の
釣行から帰宅後、不覚にも風邪をひいてしまい、微熱が続いたここ数日間。
今回は休みかなぁ・・と覚悟していましたが、ピンスポットの天気予報をみると
雪のち曇りと絶好の蒲田日和。そんな予報を見てしまったものだから、もう
いてもたってもいられません。ちょっと試してみたいこともあったので、前夜に
大量の風邪薬を服用し、早めの就寝で翌日の釣りに備えることにしました。
無事蒲田に到着後、まずは予定した区間に入り、とりあえずブラインドで
釣りあがってみます。風邪薬の影響か、はたまた微熱の影響なのかは
わかりませんが、足下が少々フラつきます。#16のダンパターンを結び
丁寧に流れをトレースしますが、良い雰囲気に反してなんの音沙汰もない。
時折チラついていた雪もやみ、お日さままでもが顔を出してくると、ちょっと
いや~なムードが漂い始めます。
岩に腰掛けてひとまず休憩。ふと流れに目をやると、ようやく1発目のライズを
発見できました。フライを#18のガガンボパターンに交換し、数投目にようやく
キレイなヤマメが出てくれました。ストマックを見てみると、冒頭の写真の通り。
少し季節も進んだのかなぁと思っていましたが、まだまだ春浅い感じです。
もう少し大きなハリで勝負ができると、釣りあがりもやりやすいのですが、#20
での釣りあがりとなると・・・。少し速い瀬を捨て、プールやフラットを中心に釣りを
展開するように作戦を変更して、ポツポツとサカナを拾っていきます。天候も
味方してくれて、いくつかのライズもキャッチ成功。このあたりから、風邪薬の
効果も切れたのか、足取りもずいぶんと軽くなりました。
こうなってくると、欲をかきたくなるのが釣師の性というもの。今季は未だいい
イワナを釣っていないので、完全にイワナ狙いにシフトして渓に対峙します。
これまでにもイワナの好きそうな巻きや泡だまりを狙ってはいたのですが
そんな場所からも出てくるのも、今年は何故かヤマメばかり。もともとドリフトが
苦手で、ピンスポットでのイワナ釣りが大好きな自称“イワナ釣師”のボクとしては
ここいらでしっかりとイワナも獲っておかないと、沽券にも関わりますしね。
システムをやや短めの太めに変更し、フライも#14に変更する。落差の大きな
区間でガンガンに流れているすぐ脇の巻き返しや泡だまりを選んでは、フライを
浮かべてじっと待つ。そうやってコツコツと順に攻めていくと、すぐに結果は
出てくれました。イワナの場合、フライを喰い損ねても2度、3度と出てくれるので
気分的にもちょっと楽。一発勝負のヤマメと違って、おおらかなところがやっぱり
スキです。ヤマメとはちょっと違うトルクフルなファイトも、この日使用していたライトな
タックルで存分に楽しみ、8寸~泣き尺くらいまでのイワナのファイトを満喫することが
できました。
風邪っぴきから、一時はどうなることかと憂慮した今回の釣り。終わってみれば
気持ちの良い疲労感と満足感に包まれて、蒲田を後にすることができました。
帰り際、下流のポイントを覗き覗き下ってきましたが、所々でライズもチラホラ
散見でき、次回からの釣行がとっても楽しみになってきました。次回までには
体調をしっかりと整え、完璧な状態で渓に立てるよう努めたいと思います。
季節の変わり目、皆さんもお風邪など召しませぬように・・・。
by ita-gon
| 2008-03-29 16:16
| # Fishing Report