with affection / May.16.2011
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2011年 05月 17日
つい先だって、今季の酒の仕込みがすべて終わった。
とはいっても・・・
仕込んだすべてのモロミを搾るのに、あと2~3週間。
そのあと蔵の片付けに10日ほどかかって・・・
まだ肩の荷がスカッとおりたワケじゃないけれど
ちょっとだけ気分はムフフで気持ちはフワフワ。
・・・せっかくなので、そのまま川に向かおう。
季節はずれの大雨のおかげで、本格的に雪シロのスイッチが入ってしまった。
本流で・・・マッチ・ザ・ハッチで・・・ドリフトで・・・年越しの幅広ヤマメを・・・
そんな春らしいキーワードのどれもこれもが、今のところ【不可】となっている。
前回と同じように雪シロの影響が少ない川へ向かおうか?
いやいや、それではピンポイント狙いのイワナの釣りになってしまう。
それはそれで充分に魅力のある釣りだけれども、これから季節が進めば
いくらでもそんな釣りが楽しめるからね。やはりこの季節ならではの釣り・・・
そうして、ボクは分水嶺を越えた。
道中、今年何度目かとなるお花見を楽しみ、お目当ての川を物色。
川石に付着しているコケの状態からして、水量はやや多めだろうか。
けれど、予想通り水色はいい感じだ。さっそく着替えて、まずはライズを探そう。
ライズ探しのハズがいつの間にか草摘みに夢中。そして、今度はカメラ片手に
被写体探し。いちおう、横目では川を観察しながら・・・あれれ、今のライズだよね?
カメラをロッドに持ち替えて、臨戦態勢を整える。ここまでに目にした虫は
小さなガガンボと極小カディス。蒲田で使う#20のマイクロカディスパターンを
8Xのティペットにセット。次にライズが起きたら直ちにフライを流し込めるように
息を殺してじっと待つ・・・・・・じっと待つ・・・・・・じっと・・・よしっ、今だ!
三本ある流れの一番奥の流れ、バランスボールくらいある沈み石の前が
ライズの起きた地点。できる限りスラックを入れて、珍しくメンディングまで入れて
ゆっくりと流し込む。ドラグがかからないよう祈りながらフライの行方を見守る。
そして、水柱。
ヤマメとはひと味違う、重厚感抜群のローリング。クイックリーさよりもトルクフルな
その引きに、全身の毛穴がキュッと締まってボワッと開いたような(?)ドキドキ感を
味わいました。これこそが、ボクが観たかったドラマ。味わいたかった瞬間。
出てくれて、ホントにありがとう!
ひと通りの儀式を終え、流れに帰っていく姿を見送って大きくひと息。
さぁ、次のドラマの幕を開けに行こう!
とはいっても・・・
仕込んだすべてのモロミを搾るのに、あと2~3週間。
そのあと蔵の片付けに10日ほどかかって・・・
まだ肩の荷がスカッとおりたワケじゃないけれど
ちょっとだけ気分はムフフで気持ちはフワフワ。
・・・せっかくなので、そのまま川に向かおう。
季節はずれの大雨のおかげで、本格的に雪シロのスイッチが入ってしまった。
本流で・・・マッチ・ザ・ハッチで・・・ドリフトで・・・年越しの幅広ヤマメを・・・
そんな春らしいキーワードのどれもこれもが、今のところ【不可】となっている。
前回と同じように雪シロの影響が少ない川へ向かおうか?
いやいや、それではピンポイント狙いのイワナの釣りになってしまう。
それはそれで充分に魅力のある釣りだけれども、これから季節が進めば
いくらでもそんな釣りが楽しめるからね。やはりこの季節ならではの釣り・・・
そうして、ボクは分水嶺を越えた。
道中、今年何度目かとなるお花見を楽しみ、お目当ての川を物色。
川石に付着しているコケの状態からして、水量はやや多めだろうか。
けれど、予想通り水色はいい感じだ。さっそく着替えて、まずはライズを探そう。
ライズ探しのハズがいつの間にか草摘みに夢中。そして、今度はカメラ片手に
被写体探し。いちおう、横目では川を観察しながら・・・あれれ、今のライズだよね?
カメラをロッドに持ち替えて、臨戦態勢を整える。ここまでに目にした虫は
小さなガガンボと極小カディス。蒲田で使う#20のマイクロカディスパターンを
8Xのティペットにセット。次にライズが起きたら直ちにフライを流し込めるように
息を殺してじっと待つ・・・・・・じっと待つ・・・・・・じっと・・・よしっ、今だ!
三本ある流れの一番奥の流れ、バランスボールくらいある沈み石の前が
ライズの起きた地点。できる限りスラックを入れて、珍しくメンディングまで入れて
ゆっくりと流し込む。ドラグがかからないよう祈りながらフライの行方を見守る。
そして、水柱。
ヤマメとはひと味違う、重厚感抜群のローリング。クイックリーさよりもトルクフルな
その引きに、全身の毛穴がキュッと締まってボワッと開いたような(?)ドキドキ感を
味わいました。これこそが、ボクが観たかったドラマ。味わいたかった瞬間。
出てくれて、ホントにありがとう!
ひと通りの儀式を終え、流れに帰っていく姿を見送って大きくひと息。
さぁ、次のドラマの幕を開けに行こう!
by ita-gon
| 2011-05-17 22:05
| # Fishing Report